● 最近の傾向
関東地方を除く地域では、結納の後に日を改めて結納返しを
行うのが慣例でした。しかし現代では、実家同士が遠いなどの
理由から、結納を行うと同時に結納返しを行う 、「同時交換」
が主流になっています。
どの作法が正しいという基準はないので、後日に結納返しを
行うという方法もありますし、花嫁道具を新居に運ぶときに合
わせて、結納返しを行うという方法もあります。
互いの実家の距離などから、よい方法を選択していきましょう。
● 同時交換の特徴
同時交換の際に気を付けたいことは、女性側からすれば、
まだどんな物を結納にいただくのかわからない状態で、
結納返しを用意しなければならない、という点です。
金額やグレードなどにミスマッチがないよう、あらかじめ
両家で話し合っておくのが、安心かと思います。
もし話し合いの機会が持てない場合は、現金ではなく品物
を用意しておくとよいでしょう。
● 後日、日を改めて
結納後、日を改めて女性側が男性側の実家を、午前中に訪問
して結納返しを行います。
正式な日程は、挙式2〜3週間前の「荷入れ日」に行います。
結納返しが終了した後には、お昼の席などを設けて、男性側が
女性側をもてなします。
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